西郷校区文化祭開催

お隣さんの知られざる才能にびっくり…

11月5日(土)・6日(日)の両日、西郷校区文化祭が西郷公民館主催で開催されました。まだまだコロナ禍が続いており、合唱や演奏などは自粛し、展示を中心とした文化祭となりました。校区の皆さんからは「和紙・ちぎり絵」や「洋画」、「写真」や手作りの「バッグ」、「パッチワーク」など素敵な作品が数多く展示されました。なかでも「西郷歴史研究会」の特別企画展は非常に内容の濃い出展でした。テーマは「西郷小学校の歩み・明治6年~昭和20年」。その草創期である明治6年に寺子屋のあった妙楽寺(本郷)を借りて「 遷善義校」 が開校され、明治9年には南東200数十メートル程の地に地域の皆さんからの寄付金で新校舎が建てられました。しかしながら明治24年の 濃尾大震災により校舎は倒壊。明治26年には建て替えられ「西郷尋常小学校」と改称されました。復興した校舎には厄除けの願いを込めた大きな「鬼瓦」が備え付けられました。 明治30年には本巣郡西郷村となり、翌年には中・小野、10年後には下西郷も西郷尋常小学校に通学するようになり、児童数が増え手狭となった校舎は、明治42年に現在地である西門に移築されました。新設なったその校舎には、もちろんあの「鬼瓦」も引き継がれました。現在の鉄筋校舎となった「岐阜市立西郷小学校」の玄関には、今もあの「鬼瓦」が据え付けられ西郷小学校と児童を見守っています。この度は遠山校長先生のご厚意によりこの「鬼瓦」をお借りし西郷公民館でお披露目することができました。感謝を申し上げます。

アングルの素晴らしい写真
きめ細やかに編まれたバッグなどの作品
来年の干支・卯やパッチワーク
優しい眼差しの円空彫り
西郷小学校に伝わる「鬼瓦」
現在地(西門)の本校舎(右)と新校舎(高等科・左)
終戦直後の航空写真と水車の歯車
板屋川に実在した大後の水車屋(径5m)

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