西郷自主防災隊 避難・運営訓練

感染症対策を講じた宿泊を伴う訓練

11月6日(土)・7日(日)の両日に掛け、西郷自主防災隊による避難訓練、避難所運営訓練が約100名の参加で行われました。一昨年同時期に行われた宿泊避難訓練では体育館が夜間寒いとの意見が多くあり、本年度体育館に暖房施設が設置されたこともあり、再び宿泊体験を伴う訓練が実施されました。6日午後3時に避難所開設の連絡訓練があり、3時30分に小学校に集合し、本部テントが設営されました。5時からの避難者受け入れの為、体育館の床にはシートやカーペットが敷きつめられ、外では炊き出しの準備が行われました。5時になり続々と避難者が集まり、本部テントで検温、手指消毒、避難者名簿に記入し、体育館に避難しました。その間に外では薪でハソリの湯を沸かし、ひじき入りのアルファ米に湯を注ぎ、15分程で炊き上がりました。そして館内2階に運び卓球台の上で女性陣にラップに包んだおにぎりをに作ってもらい、避難者、防災隊の皆さんに配られました。ステージでは岐阜市都市防災課の職員から南海トラフ地震を想定した被害シミュレーションがパワーポイントで示され、避難者は真剣にお話しを聴いていました。午後8時30分には家族ごとに避難者自らテントを組み立て、40張りが整然と並べられました。午後10時には消灯となり改めて暖房の効果を感じて床に就きました。翌朝6時には炊き出しの準備が始められ、その間に避難者はラジオ体操で身体をほぐし、おにぎりの配給後、訓練の終了、解散となりました。

検温、手指消毒、避難者名簿へ記入
アルファ米をラップで包んでおにぎりづくり
南海トラフ地震の被害シミュレーション
家族ごとに避難者がテントを組み立て

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