西郷に兵隊さんがやってきた
西郷小学校と西郷村役場に兵隊さんがやってきた
8月26日(土)、JAぎふ・ふれあいプラザ西郷で戦時中のお話がありました。講師の青木博司さんの家は旧西郷村役場(当時は本巣郡)の隣で下駄などを販売しておられました。終戦の一年前に西郷小学校に兵隊さんが大勢やってきて指令部は運動場の直ぐ角にある西郷村役場に設置されました。講師宅は兵隊さんの購買部として家の一部を貸されたそうです。講師は現在86才で子どもだった戦時中に体験した事柄を2時間にわたりお話しされました。「兵隊に支給されたお酒を水で薄めてふるまわれたこと」「近くの神社で牛や豚を殺して炊飯を行ったこと」「戦争に負けた時には下士官が切腹をしようとしたこと」「船来山に戦闘機の格納所があり糸貫には滑走路があったこと」「岐阜空襲があったときのB29や焼夷弾のこと」などを話して頂きました。