西郷小学校校長先生のお話
「誰もが大切にされる社会を」
7月15日(土)、青少年育成市民会議と西郷公民館・スポーツ少年団の共催で、青少年健全育成講座が開催されました。講師は西郷小学校本年度赴任された寺田武義校長先生、演題は「誰もが大切にされる社会を」テーマにお話しいただきました。前半は人における多様性についてクイズ形式で説明をされ色々学ぶことができました。例えばエレベーターの中・正面にある鏡は何の為? これは車イスの人がまっすぐ出やすくする為。車に貼る運転者のマークは何種類? 初心者、高齢者、障害者の3種。LGBTQのQは? QはLGBT以外の性的指向またはクエスチョニング(自分の性的指向がはっきりしていない人)。後半は西郷小学校での児童たちへの指導について話されました。話をするときに「…らしい」とか「…かも」ではなく正しい情報を正しく理解して話をすることが大事である。自分以外の色んな考えを持つ友達がいることは悪い事なのか、変わっていることなのかを一緒に学んでいます。仲が良ければ何を言っても何をしてもいいのかを問いかけています。絵本の話の中で「いっしょに遊んでくれる」じゃなくて「いっしょに遊ぼ」でいい。だってもう友達なんだから…。など「いじめ」につながらない子どもに育てるため校長先生はじめ教職員の皆さんが日々子どもたちに言葉がけをしていただいていることが良く伝わりました。