カキガラ⇒カワニナ⇒ホタルの幼虫

西郷小4年生児童の皆さんがカキガラを散布しました

5月18日(火)、西郷小学校の4年生児童がボランティアの皆さんの指導の下、ホタルの幼虫のエサになる「カワニナ」の栄養となるカキガラ(牡蠣の殻・カルシウム)を板屋川に撒きました。ボランティアの方から堤防を降りる際の注意を受け、なぜカキガラを撒くのか、ホタルの一生や生態について学びました。「卵から孵化した幼虫は水中に入り、エサとなるカワニナ(巻貝・5月12日の投稿をご覧ください)を捜し、自分の体に合った小さいものを攻撃して猛烈な勢いで食べ始めます。食べるといっても肉を噛み切るのではなく、毒液で体をしびれさせ、特殊な液でカワニナの肉を溶かして養分を吸い取ります。翌年の3月までの9か月で50個以上のカワニナを食べます」。成長した幼虫は再び陸に上がり土繭を作り蛹となり、上陸してから40日~50日で成虫になります。(源氏蛍の一生と育て方/加藤毅(元西郷小学校校長)より引用)。実は蛹も土の中で光るって知ってましたか?不思議ですね。カワニナを撒いた児童は、もうすぐ始まる(5月下旬~6月上旬)ホタルの光が瞬くのを楽しみにしています。この豊かな自然が、この子らが大人になっても続くことを願います。

先生と一緒にバケツに入れたカキガラを撒きます
橋の中州手前に向けて撒く子どもたち
カキガラは養鶏の卵の殻に必要なカルシウムです
バケツにカキガラをいれてもらいます

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です